ash作家紹介2 『つきの虫』
11月23日から始まる「ash Design & Craft Fair 2024」の展示作家紹介企画 第2弾!
今回ご紹介するのは つきの虫
つきの虫 について
鹿児島の地で、親子2代で器をつくるブランド。
白薩摩の美しい貫入や、黒薩摩の高級な質感、
伝統からの学びとともに、新しいデザインや技法にもチャレンジしています。
伝統薩摩焼へのリスペクトを忘れず、産地を大切に、産地で作り続ける意味を問い続けます。
ブランドストーリー
窯の火を止める時も、ろくろの手の加減も、
「虫の知らせ」を大切に感じながら制作を続ける。
ー つきの虫の歩み ー
1993年、薩摩焼に出会い、薩摩焼宗家十四代沈壽官先生の元で5年間薩摩焼を学んだ。
1998年に独立し、ankoさんと二人三脚の作陶が始まった。
そのとき器に添えた言葉が、
「虫食いの大根や白菜は栄養万点です、そんな器がいいな」
常に新しくあり続け、コンクール入賞や海外見本市への出品などを続けている。
そして2023年、夫婦2人で培ってきたつきの虫は、家族4人で動かしていく器制作ブランド【つきの虫】に変わる。
制作ストーリー
新しい作品を生み出し続けるつきの虫
その中でも今回フォーカスを当てたのは
新シリーズ「 CALDERA 」
この作品最大の特徴は、シラスの「釉薬(ゆうやく)」
「釉薬」は、陶磁器をコーティングするための材料。
この釉薬が、器の色や強度、汚れにくさや質感を表現します。
シラスの釉薬にチャレンジした理由は、
産地とつながる作品を作りたいという思いから。
鹿児島の約半分を占めるシラス台地は、鹿児島の象徴そのものです。
不純物の多いシラスだからこそ、均一ではなく独自の味わいを生み出します。
出典:リリカラ株式会社
展示作品
今回のashでは、「御茶碗屋つきの虫 × インハウス久永」の初コラボ企画を実施!
共同でデザイン開発したカップ・ソーサー・ボウルを展示販売いたします。
コラボ商品にも、シラスの釉薬を使用しております。
他にも、和洋問わずコーディネートできるカップや急須、お皿などを多数展示しております。
在廊予定日
11/23(土)13:30~ 新納虫太郎さん
11/24(日)11:00~ 新納文汰さん
直接お話を伺いたい方は、ぜひ11月23日・24日にインハウス久永へお越しください。
※つきの虫の展示販売は、ギャラリー久永ではなく、「インハウス久永 天文館店」で開催いたします。
website tukinomusi.jimdofree.com
instagram @tukinomusi_official